■大会概要
開催地:大分県・オートポリス
開催日:2015年10月31日(土)~11月1日(日)
■大会結果
参加台数:32台
第11戦:10月31日 予選8位/決勝7位
第12戦:11月01日 予選9位/決勝9位
■予選
今回の開催地、オートポリスは走行経験が無かった為、水曜日から走行を重ねていきました。水曜日木曜日金曜日と走行を重ねる毎にタイムも順位も右肩上がりでしたが、満足のいく状態ではありませんでした。
金曜日の最後のセッションでは、これまでのテストでは一番クルマのフィーリングが良かったので、そのセッティングを元に予選に向けてエンジニアさんと話し合いを進めていきました。
予選はGTのウォームアップ走行後ということもあり(路面に違う種類のゴムが乗る)、今年の統計からクルマはアンダー方向になると予想して、今まで以上にオーバー方向にセット変更を行いました。
予選ではアタック1周目に赤旗がでたものの、計測では前日のベストタイムを上回っていたのでその後のアタックに向けてはとても良い印象でした。赤旗解除後に再度アタックをした結果、更にベストタイムを更新出来ましたが、8番手と10番手に留まってしまいました。最も単純なセクター1での遅れがあった為、その部分の改善策を考えました。
■決勝(第11戦)
スタートは決まって順位を2つ上げられましたが、1コーナーでの位置取りが悪く1つ順位を下げてしまいました。
その後は前後とも離れ、単独走行でのレースでした。
レース後半では前の車両に少しずつ追いついたものの、抜き切れる位置までは届きませんでした。
決勝での課題は変わらずセクター1とスタートしてからのタイムの立ち上げが課題です。
■決勝(第12戦)
前日同様スタートは決まりましたが、その後は良くない展開に自らが作ってしまいました。
まずは1周目の弱さです。スタート後の混雑している状況で自分のポジションを確立出来ず、順位を下げてしまいました。
また、セクター1の改善は出来ましたが、スタート直後のタイムの立ち上げの悪さが今回も響いてしまいました。
■今回のレースを終えて
今回のレースウィークは水曜日から走行しましたが、まずは走りの面での苦戦が続いてしまいました。
外から人の走りを見て改善していきましたが、本来であれば自分で走り方を見つけていかなければならないです。また今回のレースウィークでは自分の中でプッシュしていると思っている中での悪い癖が見つかった事は良かったです。
また今回見つかった大きな課題はスタートして1周目からのタイムの立ち上げとスタート直後のポジションの確立です。タイムの立ち上げに関しては、次の最終戦はもっと寒い気温でのレースとなるので、練習の段階から意識してレースに臨みます。
予選に関しても、最低でも後2列は前にいないと厳しいので、予選でもパフォーマンス向上もしなければなりません。
第11戦でも第12戦でも展開的には追い上げレースになってしまったので、最終戦では最初から上の位置でレースを出来るようにします。
応援して頂いている方々、ありがとうございました。
最終ラウンドは今年の集大成として笑ってシーズンを終えられるようにしますので、引き続き篠原拓朗を宜しくお願い致します!
篠原 拓朗