■大会概要
開催地:三重県・鈴鹿サーキット
開催日:2015年8月29日(土)~30日(日)
■大会結果
参加台数:35台
予選30分間・決勝10LAPS
第5戦:8月29日 予選8位/決勝18位
第6戦:8月30日 予選10位/決勝8位
■予選
(30分間の中での1stタイムが第5戦スタート順位、2ndタイムが第6戦のスタート順位に反映されます。)
金曜日までの前日練習では35台中19位と今シーズンの中で一番苦戦していました。ドライビングの面でもセッティングの面でも常にエンジニアさんと話し合って予選に向けていきました。
前日の19位という順位から、予選に向けては一か八かの大きなセッテイング変更を行った結果、クルマのフィーリングは良かったです。序盤からアタックを行った結果、前日に比べて調子が良くなり、4.5番手のタイムは出せていました。その中で更にタイムを出そうとしてピットに入り、セッティング変更を行って欲張った結果、そこではセッテイングを外してしまい、
タイム更新とはなりませんでした。
結果ピットイン後のタイム更新もならず、予選後半にアタックしたドライバーに少し抜かれてしまい8位と悔しい結果にして
しまいましたが、決勝に向けては非常にポジティブな印象を持った状態で予選を終えられました。
また、金曜日の練習後にサーキットウォークをして改めてコースの特性を感じたり、予選に向けてきちんと気持ちを入れ替える事が出来たというのは少し成長出来た部分だと思います。
第7戦予選結果:8位 タイム:2分8秒874
第8戦予選結果:10位 タイム:2分9秒141
■決勝(第7戦)
スタートして直ぐは順位の変動がありましたが、1周目はスタート順位と同じ8位で帰って来ました。
その後は7位、8位を走行しながらトップグループに加われるようにプッシュしていましたが、6周目のシケインで2台後ろのクルマがブレーキミスをして、コーナリング中の僕の右リアにヒットして飛ばされてしまいました。飛ばされた後は最後尾近くまで順位を下げ、そこからまた少し追い上げましたが18位が精一杯でした。
とても悔しいですが、その順位にいた僕にも責任があり、マシンが無傷だった事が不幸中の幸いだったと思います。
■決勝(第8戦)
第8戦のレースはレインコンディションでした。
スタートは成功し、1周目を7位で帰って来れましたが、その後は順位を上げられず、むしろ1つ順位を下げてしまいました。
今回のレースに関しては、レースペースよりもまず自分の走りの幅がかなり小さかったです。
前車を追いかける際の工夫するポイント、後続車がすぐ真後ろにいる時のポイントをもっと考えてレースをしなければならないと、とても感じました。
■今回のレースを終えて
今回のレースウィークの練習ではとても厳しいフィーリングや順位でしたが、レース当日にピークを持って来れた事は成長出来た部分だと思っております。しかし、そのピークの順位や内容に関して納得のいくものは何も出来ていないので、今後この課題をきちんとクリアしていきます。
この課題の明確な部分に関しては、予選中での自分の判断力や、決勝中の走りの幅の広げ方などを工夫していかなくてはなりません。そのためにはレースウィークのテストを今まで以上に集中します。
今回も応援・サポートして下さった方々、また現地まで足を運んで下さった方々、本当にありがとうございました。次戦SUGOは去年SuperFJでチャンピオンを獲れたコースなので、今年も勝てるよう努めます。
篠原 拓朗